TOP arrow-right お役立ちコラム arrow-right 【マンガでわかる】両立支援等助成金(育児休業等支援コース)

【マンガでわかる】両立支援等助成金(育児休業等支援コース)

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中小企業の社長(以後、社長)の事務所内で社長の顧問専任コンシェルジュ(以後、コンシェルジュ)と社長が話をしている  社長 「出産や育児といったライフスタイルの変化があっても、安心して働けるような職場を作りたいなあ…」 コンシェルジュ 「でしたら、『両立支援等助成金』の『育児休業等支援コース』がピッタリですよ!」 社長 「それは、どんな助成金なんだ?」 コンシェルジュ「働きながら育児や介護をしやすい職場環境づくりをした事業主に支給される『両方支援等助成金』というものがあります」 社長「複数のコースがあるんだな」 コンシェルジュ「中小企業事業主の場合は育休取得・職場復帰の際や代替要員の確保をした際、職場復帰後の支援制度を活用した際などに支給される助成金が設けられていますよ」 社長「どんな制度なのか詳しく教えてくれ!」
コンシェルジュ「まず、『育休復帰プラン』を作成して育休取得と職場復帰を支援することを労働者の方に周知する必要があります」 社長「『育休復帰プラン』?」 コンシェルジュ「育休に入る前や休業中に業務を代替してもらう際、復帰後にどのような取り組みをするかを記載する計画書です」 社長「なるほど、担当業務のマニュアル化や業務整理などの引き継ぎや、休業中に定期的に情報提供することなどを明記するんだな」 コンシェルジュ「そうです、対象となる労働者の方と面談をして、プランを作成していただきます。そして、プランに沿って労働者に連続で3ヶ月以上の育休を取得してもらった際、支援に対して助成金が支給されます」 社長「概要は理解したが…どんな懸念があるかもわからない中でプランを立てるのは難しそうだなあ」 コンシェルジュ「ご安心ください!厚生労働省のHPに『育休復帰支援プラン策定マニュアル』というものがあります!」 社長「面談シートから届出の管理表、周知用のリーフレット例まで載っているのか!」
コンシェルジュ「また、『仕事と家庭の両立支援プランナー』がプラン策定支援を無料でおこなっていますので、そちらで相談しながら作成することもできます」 社長「おおっ、具体的な部分まで相談できてありがたい!」 コンシェルジュ「ここまでが育休取得時で、支給額は30万円です。この助成金を支給申請している場合のみ、職場復帰時の助成金の申請も可能です」 社長「職場復帰時にも、育休復帰支援プランのように新たに作成するものはあるのか?」 コンシェルジュ「いえ、ありません。プランに基づいた取り組みをしたり業務の情報や資料の提供をおこなったりしているかどうかや、復帰時に再度面談をしているかどうかが大切です」 コンシェルジュ「原則として原職等に復帰させること、復帰後も雇用保険被保険者として6ヶ月以上継続雇用することなどが求められます。こちらの職場復帰時の支給額も30万円です」 社長「負担の少ない仕事に配置転換する、ではなく、育休取得前と同じ仕事に戻れるように、ということだな!」 社長「うーん……しかし、原職に復帰してもらうにしても、育休中の穴を埋められるかどうかが心配だなあ」
コンシェルジュ「代替対応時の助成金もあります。代替要員を新たに確保した場合は50万円 代替要員を確保せず業務の見直しや周囲の社員にカバーしてもらう場合は10万円が支給されます」 社長「おお、どちらのパターンでも支給されるんだな!」 コンシェルジュ「また、育休を取得するのが有期労働雇用者の場合は、10万円が追加で支給されます」 社長「有期雇用の方でも、育休取得・復帰しやすい環境を作れるんだな!」 コンシェルジュ「育休取得者を原職に復帰させることを就業規則等で規定する必要があるという点が大きなポイントです」 社長「育休取得者が現職に復帰することを前提に、新しく代替要員を確保するための助成金ということだな!」 社長「だんだんイメージが掴めてきたぞ!」 社長「でも、実際に育児をしはじめると、突然子どもが具合悪くなったりするんだよなあ」 コンシェルジュ「職場復帰後を支援する制度を作った場合の助成金もありますよ!」 コンシェルジュ「お子さんの具合が悪くなって育児・介護休業法を上回る分の休業も必要になることがありますよね。お子さんの看護休暇または保育サービス補助制度のどちらかを導入したとき、そして導入した制度を利用した時に助成金が支給されます」
コンシェルジュ「看護休暇制度と保育サービス補助制度、どちらも一定の利用実績が必要です。条件と支給額はこちらの通りです」 社長「必要としている社員を支援した時に助成金を申請できるということだな!」 コンシェルジュ「また、⾃社の育児休業の取得状況を「両⽴⽀援のひろば」サイト上で公表した場合は育休取得・職場復帰時、業務代替支援、職場復帰後支援のいずれかに1回だけ2万円が加算されます」 コンシェルジュ「他にも新型コロナウイルスの影響などで小学校等が臨時休校した時でも勤務できるようにテレワークやフレックスタイムなどの制度を導入・周知した場合に申請できる特例もあります」 コンシェルジュ「これらの助成金は毎年見直しがかけられているので最新情報を確認すると良いですよ!」 社長「そこまで手が回るかな…」 コンシェルジュ「もちろん、私も最新の情報提供をしていきますので、ご安心を!」 社長「ありがとう、心強いな」
社長「早速制度の見直しから進めていくぞ! まずは、制度を作って皆に周知していこう!」 社長 「数年前に結婚した社員に子供が生まれたんだ。夫婦2人での子育ては大変そうだが、会社として支援できるところはしたいからな」 コンシェルジュ 「子育てがあっても安心して働ける会社の環境づくりができて、よかったですね!」 コンシェルジュ 「『両立支援等助成金』には、他にもコースがあります。もっと詳しく知りたい方は、『社長の顧問』の専任コンシェルジュに相談してみませんか?」

 

この記事を監修した人

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平成26年より神奈川県で社会保険労務士として開業登録を行い、以後地域における企業の人事労務や給与計算のアドバイザーとして活動中。関与先企業の助成金や補助金の申請についてもアドバイスを行い、資金面における円滑な事業運営の手助けを行う。また、近時は活動の場をWeb上にも広げ、記事執筆や監修などを通し、精力的に情報発信を行っている。

涌井社会保険労務士事務所
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