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【マンガでわかる】IT導入補助金

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中小企業の社長(以後、社長)の事務所内で社長の顧問専任コンシェルジュ(以後、コンシェルジュ)と社長が話をしている  コンシェルジュ「今回は、IT導入補助金についてお話ししましょう!」 社長「よろしく!」 コンシェルジュ「IT導入補助金は、様々な経営課題を解決するためのITツール導入を支援するための補助金です。こちらの5種類に分類されます」(図を指しつつ) 社長「『インボイス枠』が2つあるようだね?」 コンシェルジュ「『インボイス対応類型』と『電子取引類型』の2つですね」 コンシェルジュ「『インボイス対応類型』は、『レジにタブレットや券売機を導入』のような小規模なものも対象にしています。一方『電子取引類型』は、受発注システムを商流単位で導入するといった、大掛かりなものが対象ですね」
社長「ウチはもう長年使ってる会計ソフトがあるし、券売機を使うような商売でもないから、「インボイス対応類型」は当てはまらない。顧客との取引や仕入れ先とのやり取りは完全に独立していて、商流単位のシステムを一から構築するなんて考えられないから、「電子取引類型」もナシかな」 コンシェルジュ「経営課題の解決や生産性の向上がIT導入の目的なので、補助金が出るからと無理に現体制を壊す必要はありません。かえって効率が低下してしまっては本末転倒ですからね」 社長「それもそうか」 コンシェルジュ「自社のどの部分をデジタル化すべきか分からない方向けに、『みらデジ』というサービスがあります。こちらを活用して、自社の経営課題やデジタル化の進捗状況を見える化するということも可能ですよ」
コンシェルジュ「明確にデジタル化したいことや導入したいITツールが決まっていれば申請の手続きに進めますが、『通常枠』に関しては『みらデジ経営チェックの実施』が必須になっています。その他の枠でも、加点対象となるため、いずれにせよ利用登録をしておくのが良いかもしれませんね」 社長「補助金に限らず色々活用できそうだし、登録しておくとしよう!」 コンシェルジュ「登録にはデジタル庁の『GビズID』とIPAの『セキュリティアクション自己宣言ID』も取得が必須となります こちらも併せて取得しましょう!」 コンシェルジュ「これらのID取得には、1~2週間かかるので、早目に手続しておくに越したことはありませんよ」 社長「そうか、ID発行の待ち時間で締め切りを過ぎてしまうとまずいものな」
コンシェルジュ「締め切りといえば、本補助金は毎年断続的に募集期間が設定されているんです。正確なスケジュールについては、IT導入補助金の公式サイトを確認しましょう」 コンシェルジュ「申請の流れをお話します。最初にこの補助金の目的について説明したので、図の①『本事業の理解』は大丈夫ですね。②の『ITツール選択等の事前準備』ですが、先ほどの各種IDの取得もこの準備のウチです」 コンシェルジュ「②で一番大事なのはツールの選択の部分です!私と一緒にシミュレーションをしてみましょう!」
コンシェルジュ「まず、仮で良いのでどの枠を使うか決めてください」 社長「じゃあ『セキュリティ対策推進枠』かな。最近はサイバー攻撃なんかも激しくなっているようだし」 コンシェルジュ「セキュリティ枠の場合、とあるリストに載っているサービスを対象に、導入費用と2年分の利用料の50%が補助されます!」 社長「半額で済むのか!心強い!で、そのリストとは?」 コンシェルジュ「IPAの『サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト』です!」 社長「なんだか分からないけど迫力があるな」 コンシェルジュ「異常事態を常に監視し、何かあれば駆け付けてくれて、損害の補償までしてくれる、そんなサービスがリストアップされていますよ!」 社長「対応地域から導入費用、利用料の合計までまとめてくれているのか!」
コンシェルジュ「一旦架空のサービス『MeTellサンロクGO』を使うとします」 コンシェルジュ「そしてこの『MeTellサンロクGO』の提供会社に連絡し、事務局への③『交付申請書の作成・提出』を共同で行います」 社長「この時点で共同なんだ」 コンシェルジュ「ただしあくまで共同で申請書を出しただけです 審査に通る前にサービスを発注してしまうと、補助金の対象外になりますのでご注意ください!」 社長「気をつけるよ」 コンシェルジュ「審査に通ったら、図の④『交付決定通知』が届きます 図の⑤『補助事業の実施』に進めます!」 社長「『MeTellサンロクGO』を実際に発注、運用開始というわけだね」 コンシェルジュ「そして図の⑥『事業実績報告』です。支払った金額の証明できる資料を提出します」 社長「請求書や領収書を出せば良いんだな」 コンシェルジュ「『セキュリティ対策推進枠』の場合はサービスを利用した期間や月々の利用料も記載しておいてもらいましょう」
コンシェルジュ「なお、値引きを受ける場合は要注意です。どのツールからいくら、どのサービスからいくらの値引き…と、詳細が明記されていないと却下されてしまいます」 社長「値引きを受けた結果、半額分の補助金が貰えないんじゃ泣くに泣けない…」 コンシェルジュ「報告が認められて、交付額が決定したら、いよいよ図の⑦『補助金交付』です!」 コンシェルジュ「補助金が交付されたからと言って気を抜いてはいけませんよ!」 コンシェルジュ「事業期間終了後は図の⑧『事業実施効果報告』を行う必要があります。ツール導入で生産性が上がったかどうかや、ツールの効果でインシデントが防止された実績などを計測しておきましょう」 コンシェルジュ「また、使い始めたツールやサービスをきちんと利用期間中使い続けなければいけません。一部でも解約すると、実施している補助事業の辞退とみなされます」 コンシェルジュ「その他、注意点や、より詳しい手順は、事務局でダウンロードできる手引書を併せて参照してください!」 社長「バッチリだ!早速導入したいツールの検討に入るぞ!」 コンシェルジュ「他にも様々な補助金についてご案内できます!『社長の顧問』の専任コンシェルジュにまずは相談してみませんか?」

 

この記事を監修した人

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平成26年より神奈川県で社会保険労務士として開業登録を行い、以後地域における企業の人事労務や給与計算のアドバイザーとして活動中。関与先企業の助成金や補助金の申請についてもアドバイスを行い、資金面における円滑な事業運営の手助けを行う。また、近時は活動の場をWeb上にも広げ、記事執筆や監修などを通し、精力的に情報発信を行っている。

涌井社会保険労務士事務所
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