TOP arrow-right お役立ちコラム arrow-right 【マンガでわかる】65歳超雇用推進助成金(高年齢者評価制度等雇用管理改善コース)

【マンガでわかる】65歳超雇用推進助成金(高年齢者評価制度等雇用管理改善コース)

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中小企業の社長(以後、社長)の事務所内で社長の顧問専任コンシェルジュ(以後、コンシェルジュ)と社長が話をしている  コンシェルジュ「高年齢者の方が生涯現役で働けるように評価制度の見直しなどを通じて雇用管理を改善する事業者に支給される『65歳超雇用推進助成金』の『高年齢者評価制度等雇用管理改善コース』についてご紹介します!」 社長「是非、詳しく教えてくれ!」 コンシェルジュ「『高年齢者評価制度等雇用管理改善コース』は、その名の通りですが、高齢者向けの雇用管理制度の整備等の措置に対して支給対象経費の特定の割合分の助成金を支給するものになります」 社長「支給対象経費というのは、具体的にどのようなものが当てはまるんだ?」 コンシェルジュ「大きく分けて2種類があります」 コンシェルジュ「ひとつは、雇用管理制度の導入等に必要な専門家等に対する委託費やコンサルタントとの相談に要した経費。もうひとつは、雇用管理制度の整備などを実施する上で必要となる機器やシステムソフトウェア等の導入に要した経費です」
社長「その経費に対して、ある程度の割合は助成金で賄えるということか?」 コンシェルジュ「そうです。中小企業事業主の場合は60%が、中小企業事業主以外の場合は45%が支給されます」 コンシェルジュ「この支給対象経費ですが、初回に限って50万円とみなし、2回目以降の申請は先ほどお伝えした専門家への委託や相談費と機器やシステムの導入費を合わせて50万円を上限とする経費の実費が支給対象経費とされます」 社長「初回は最大の50万円分として支給してもらえるということは…中小企業の場合は30万円分ということはか!」 社長「早速制度の整備を進めていきたいが、まずはどこから手をつければないいのか…」 コンシェルジュ「では、『雇用管理整備計画書』を作成しましょう!」 社長「『雇用管理整備計画書』?」 コンシェルジュ「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の理事長に提出する企画書です。助成金を申請するなら、制度の整備に関する計画内容について認定を受ける必要があるんです」

 

社長「なるほど、その計画書に沿って進めていけばいいんだな」 コンシェルジュ「計画開始の3か月前の日までに認定を受けておくことが、助成金受給の要件になりますので、まずはここから手をつけていきましょう!」 社長「計画に基づいて措置を実施して、実施状況を明らかにする書類を作ればいいのか?」 コンシェルジュ「それに加えて、雇用管理整備計画の終了日の翌日から、6か月間の運用状況を明らかにする書類も必要です」 コンシェルジュ「ただ整備するだけではなく実際に運用してみた結果も重要、ということですね」 社長「なるほど…だとすると、具体的にどんな制度を導入するのがいいんだろうか」 コンシェルジュ「大きく分けて、助成金の対象となる方法は6つほどありますよ」

 

コンシェルジュ「まず一つ目が、『高年齢者の職業能力を評価する仕組みと賃金・人事処遇制度の導入または改善』です」 社長「高年齢の社員の適正な評価ができる仕組みを取り入れたり、現在の制度から改善していったりするということか」 コンシェルジュ「二つ目が『高年齢者の希望に応じた短時間勤務制度や隔日勤務制度などの導入または改善』三つ目は『高年齢者の負担を軽減するための在宅勤務制度の導入または改善』です」 社長「なるほど、勤務日数や時間、勤務場所の調整か」 コンシェルジュ「四つ目が、『高年齢者が意欲と能力を発揮して働けるための必要な知識を付与するための研修制度の導入又は改善』、五つ目は『専門職制度など、高齢者に適切な役割を付与する制度の導入または改善』です」 社長「研修を取り入れたり、専門職についてもらうのも良いな」 コンシェルジュ「最後に、六つ目が、『法定外の健康管理制度(胃がん健診等や生活習慣病予防検診)の導入等』です」 社長「そうか、検診の導入も対象になるのか!」 社長「たしかに、どれも具体的に専門家の相談を受けたい内容だな。助成金があるのは非常にありがたいぞ」 社長「これらの措置を実施していれば、助成金の申請対象になるのか?」
コンシェルジュ「はい、あとは雇用管理整備の措置の実施に要した支給対象経費を支給申請日までに支払っていれば申請ができます」 社長「なるほど、申請のタイミングはいつになるんだ」 コンシェルジュ「申請期間としては計画期間終了日の翌日から6か月後の日の翌日~その2か月以内になります」 社長「結構長い目で見て整備を進めていくことになるんだな。まずは計画を立てて承認を受けるところからか」 コンシェルジュ「そうですね、もう一度流れをおさらいしておきましょう!まず雇用管理整備計画書を作成して、計画開始の3ヶ月前までに承認を受けます」 コンシェルジュ「その後、計画に沿って、雇用管理整備の措置をとっていきます。すべての計画が完了した後は、6ヶ月間の運用状況を記録しておきます」 コンシェルジュ「6ヶ運用した日の翌日から2ヶ月以内に、10種の書類を作成して、助成金の申請をおこないます。これが一回の計画におけるサイクルです」
コンシェルジュ「支給対象経費のお話をした時にも少し触れましたが、さまざまな形で高齢者の方のための制度の導入や改善ができます。複数回に分けて計画書を作成して整備を進めることもできますので、まずはどこから手をつけるべきか考えてみませんか?」 社長「そうだな、我が社に合う方法をまず専門家の方に相談してみよう」 コンシェルジュ「専門家の方を探したり、申請書類を作成したりする際にもアドバイスできますので、お気軽にお声がけくださいね」 社長「助かるよ!まずは計画を立てるところから手をつけていこう」 コンシェルジュ「高年齢者の雇用管理改善で、助成金を受給できたみたいですね!」 社長「ああ、高年齢社員のためのパソコンスキルの研修制度を導入できたおかげで、現場ではない仕事もお願いすることができるようになってきたよ」 社長「これなら、職場のDX化も少しずつ進められそうだ!新しい制度に伴って、評価制度も整えないとな。まだまだやることはいろいろありそうだ」 コンシェルジュ「『65歳超雇用推進助成金』には、他にもコースがありますもっと詳しく知りたい方は、『社長の顧問』の専任コンシェルジュに相談してみませんか?」

 

 

この記事を監修した人

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平成26年より神奈川県で社会保険労務士として開業登録を行い、以後地域における企業の人事労務や給与計算のアドバイザーとして活動中。関与先企業の助成金や補助金の申請についてもアドバイスを行い、資金面における円滑な事業運営の手助けを行う。また、近時は活動の場をWeb上にも広げ、記事執筆や監修などを通し、精力的に情報発信を行っている。

涌井社会保険労務士事務所
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