TOP arrow-right お役立ちコラム arrow-right 【マンガでわかる】キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度コース)

【マンガでわかる】キャリアアップ助成金(賞与・退職金制度コース)

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中小企業の社長(以後、社長)の事務所内で社長の顧問専任コンシェルジュ(以後、コンシェルジュ)と社長が話をしている  コンシェルジュ「今回は『キャリアアップ助成金』の『賞与・退職金制度導入コース』をご紹介します!」 社長「おおっ」 コンシェルジュ「『賞与・退職金制度導入コース』とは、有期雇用労働者等の方に、新たに賞与や退職金の制度を設け、賞与の初回支給、または退職金の積み立てを実施した場合に支給される助成金です」 社長「なるほど…助成額はどれぐらいになるんだろう?」 コンシェルジュ「中小事業者の場合ですと、賞与制度か退職金制度のどちらかの導入で40万円、両方を同時に導入した場合は56万8000円が支給されます」 社長「同時に導入すると助成金が加算されるのか!」 社長「確かに、具体的なインセンティブを提示できれば、モチベーションを上げてもらえそうだな!それに、退職金制度を導入すれば長く勤めてくれる人も増えるかもしれない!」 コンシェルジュ「そうなんです。統計資料でも、有期雇用の方に賞与制度を設けている企業は5割弱~6割程度、退職金制度に関しては1~2割と、まだまだ導入している企業が少ないことがわかります」 社長「我が社の競争力向上に効果がありそうだ!」
社長「確かに、具体的なインセンティブを提示できれば、モチベーションを上げてもらえそうだな! それに、退職金制度を導入すれば長く勤めてくれる人も増えるかもしれない!」 社長「…ところで、具体的にいくら賞与の支給や退職金の積み立てをすると、この助成金を申請できるのかな…?」 コンシェルジュ「もう少し詳しくご説明しますね!」 コンシェルジュ「『賞与・退職金制度導入コース』というのは、まず大前提として、雇用するすべての有期雇用労働者等に対して、就業規則または労働協約で新たに制度を設けた事業者のみが申請できる助成金です」 社長「ふむふむ…慣習として賞与を渡していても、就業規則に記載されていなければ申請できるんだな」 コンシェルジュ「賞与については、6か月分相当として5万円以上を支給した事業主が対象となります」 コンシェルジュ「退職金については、1か月分相当として3000円以上を、6か月分または6か月分相当として1万8000円以上積立てした事業主が対象です」
コンシェルジュ「ただし、すべての有期雇用労働者等について、適用前と比べて基本給や定額で支給されている諸手当を減額していないことが条件になります」 社長「現在の待遇に加えて新たに規定の額以上の賞与や退職金を用意する、ということだな」 社長「もう一度、支給できる条件についてまとめてもらえるか?」 コンシェルジュ「こちらの通りです!」 社長「…ん?『一部の有期雇用労働者等に賞与を出していたが、それをすべての有期雇用労働者等に適用した』場合は支給の対象外なんだな」 コンシェルジュ「そうです。『新たに』制度を設けた事業主に支給される助成金なので」
社長「対象となる労働者はこちらです」 社長「3ヶ月以上前から勤めているし、雇用保険の被保険者だ。親族でも離職もしていない!」 社長「キャリアアップ助成金を申請する手順を教えてくれ!」 コンシェルジュ「はい、流れ申請手続きに必要な書類を説明していきますね」 コンシェルジュ「まず、キャリアアップ計画書を作成して提出します。その後、賞与・退職金制度の新設などに取り組んでいただきます」 社長「ふむふむ…最初に、計画書が必要なんだな」
コンシェルジュ「『賞与・退職金制度導入コース』の場合は、初回の賞与の支給、もしくは退職金の積み立て後「6か月分の賃金支払い」をおこなってください。」 コンシェルジュ「その翌日から2ヶ月以内に、助成金の申請をする形になります」 社長「6か月分の賃金支払い?「初回の賞与支給や積み立て開始から6ヶ月後」とは違うんだな」 コンシェルジュ「そうなんです。少し分かりにくいので、注意が必要ですね。」 社長「そういうところを指摘してもらえるのはありがたいな!」 コンシェルジュ「こちらが必要な申請書類と添付書類の一覧です」 コンシェルジュ「重要なのはすべての対象労働者に賞与が支給されているかや積み立てが行われているかどうかです」 社長「だから、対象となる労働者全員の初回の賞与支給や積立て前後の賃金台帳の写しが必要になるんだな」 コンシェルジュ「退職金の制度を新たに作る場合は、「対象労働者に係る積立金等が確認できる書類」も必要ですね。退職金の積み立て金額や、対象の労働者に適用されているかどうかが確認されますので」
社長「『賞与・退職金制度導入コース』の概要と主なポイントはわかったぞ!でも、申請までが大変そうだ」 コンシェルジュ「分からないことがあったら、いつでも聞いてください。お答えしますので!」 社長「賞与制度と退職金制度を同時に新設した助成金が支給されたぞ!」 社長「うーんあの時申請してよかった!」 社長「有期雇用の皆の離職率も下がったし、新しく採用した方もよく働いてくれている!」 コンシェルジュ「お力になれたようで、嬉しく思います!」 コンシェルジュ「他にも、キャリアアップ助成金にはさまざまなコースがあります。もっと詳しく知りたい方は、『社長の顧問』の専任コンシェルジュに相談してみませんか?」

この記事を監修した人

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平成26年より神奈川県で社会保険労務士として開業登録を行い、以後地域における企業の人事労務や給与計算のアドバイザーとして活動中。関与先企業の助成金や補助金の申請についてもアドバイスを行い、資金面における円滑な事業運営の手助けを行う。また、近時は活動の場をWeb上にも広げ、記事執筆や監修などを通し、精力的に情報発信を行っている。

涌井社会保険労務士事務所
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